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投稿者:ミカっち
題名:ビリーブの2時間の指導

5月3日〜5日までの連休3日間、よいお天気の中、特別支援教育士の最後の講習である「指導実習」を受けてきました。
8人ずつのグループに分かれて、ある子どもの事例から、アセスメントし、個別の指導計画を立て、最後に支援に見合った教材作りを行いました。
グループのメンバーは、私以外に、小学校の通級の先生、中学校の特別支援学級の先生、特別支援学校(養護学校)の先生、スクールカウンセラー(臨床心理士)、などさまざまな立場の方です。
皆さん、ここで得たことを現場の子どもたちの指導に生かしたいと本当に熱心に取り組んでいました。
こんな先生ばかりなら、学校の指導の質が高まるだろうな・・・などと感じます。


グループワークの最中、ビリーブでの指導の内容を聞かれ、1グループ2時間行っていることを話すと、とても驚かれました。
学校での45分の授業でさえ、子どもたちが飽きてしまい、集中が続かないのに、2時間なんてどう行っているのか・・・子どもの集中は持つのか・・・とても疑問だったようです。


私もビリーブの指導を開始する前は、不安でした。
ところが・・・
今では、2時間があっという間に感じられます。
もちろん子どもたち(就学前の幼児〜中学生まで)も、最後まで集中して臨んでいます。
それどころか「もっとやりたい!」の声まで上がります。

その理由はどこにあるのか・・・。

ビリーブの指導は、子どもたちが飽きないように、1回の指導の中に行う活動の内容や配分、順番を工夫しています。
例えば、小学生のグループでは、最初のうちに課題学習を行い、その後、ソーシャルスキルトレーンニングやロールプレイなどを行い、最後に工作や運動などの活動を行っています(もちろん、その日の子どもたちの様子に合わせて、臨機応変に行います)。


指導の中では、子どもの認知特性に合わせてたくさんの教材教具を用います。ほとんどがオリジナルです。
教材は、グループで使用する場合、同じものであっても、一人ひとりに合わせて、微妙に変えています。
例えば、手先の不器用さを補うための教材の場合、それぞれの力量に合わせて、少しの力や動きで達成できるものもあれば、複雑な動きを伴うもの、強い力を必要とするもの、など段階的に作ってあります。


続く・・・





2007年5月06日