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投稿者:カトちゃん
題名:研修スタッフに求めること
私たちが研修スタッフに求めることは、そんなに多くのことではなく、あるいは大変なことでもありません。
次のような、いくつかのことを、私たちと共有していただければいいのです。
◎子どもに対してひたすら誠実であること
常に子どもから学ぶという姿勢を持つこと。教えてやろうなどという、上から目線で子どもとかかわらないこと。一方的にかかわるのではなく、子どものことを十分に受け入れながら、やりとりを行っていってください。
◎準備や後片付けを大切にすること
授業やセッションは、事前の準備でその成否の大半が決まってしまうと言っても過言ではありません。教材の準備はもちろんのこと、子どもたちが上がってくる階段がきれいになっているか、トイレは気持ちよく使えるか、という部分もとても大切になってきます。もちろん、授業終了後に、その日の出来事を振り返りながら、協力して後片付けをすることは言うまでもありません。
◎自己表現ができること
人前で恥ずかしがっていては、何も始まりません。照れは、自分のことをかばう手段であり、子どもから見たら、何を表現したいのかよくわからないのです。自分のことよりも、子どものことを考えられるよう、その場でわかりやすく、素敵に表現していくことを目指しましょう。
◎上手でないセラピスト大歓迎
子どもとのかかわり方や臨機応変にかかわれないことがあっても、大丈夫です。私たちは、上手な方を求めているのではなく、誠実な方、子どものことをとことん思ってくれる方を求めています。だから、専門的な分野で上手でないことは、全く問題にしません。むしろ、何でもそこそこにこなす人のほうが、将来を考えた場合、心配になってしまいます。自信のない方、大歓迎です。
以上のことを理解していただき、元気に参加していただければ、私たちも全力で応えさせていただきたいと思います。
もちろん、子どもを育てるのがメインの仕事ですが、その場にいる人も育たなければ子どもにも影響が出るわけですから、私たちは全力でスタッフ研修を行っていきたいと思っています。
人とかかわるという仕事ですから(どんな仕事でも同じなのでしょうが…)、場面によっては取り返しのつかないこともあります。
そのため、ときに厳しいことを言うこともあるかも知れません。
しかし、期待しているからこそ厳しくするということを、ご理解いただければと思います。
ビリーブのスタッフは皆、人間性豊かな人ばかりです。
ここで過ごした時間は、きっと将来何らかの形で役立つことと信じています。
2010年9月08日