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投稿者:ミカっち
題名:脳科学の視点から@
今日から12月。今年もいよいよ残すところ1ヶ月となりました。
街はすっかりクリスマス色に染まっていますね。
先日テレビで、脳科学者の茂木健一郎さんが子育てについてのお話をされていました。
数組の親子を前に実践しながらのお話で、とても面白い内容でした。
その中で、特に大事とされる3つの話が印象に残っています。
今回はその@について。
「子どもは褒められることで伸びる」
何かよいことや頑張ったことをしたとき、その直後に褒めることで、直前に行ったことが子どもの中に印象付けられ、強くインプット(強化)される。すると、子どもは繰り返し同じことをしようとする。それを強化学習という。この場合、褒めるタイミングが大事で、行った直後でなければいけない。
子どもを伸ばすには、とにかく褒めること。
つまり褒める材料をたくさん見つけること。
もちろん、子どもがよくないことをしたら、叱ることも必要だが、それは‘褒めるために叱る’と考えたほうがよい。叱ったら必ずその後に褒めるできごとを用意しておくことが大事。
といった内容でした。
ちなみに茂木さんは、自分のお子さんに「お前は天才だ」と何度も言うそうです。
この話を聞いて、ビリーブの授業と同じだ!と感じました。
私たちは子どもをよく褒めます。
もちろん、むやみやたらと褒めているわけではなく、子どもが頑張っている間は黙って見守り、終わった直後に「頑張ったね!すごいね!」と賞賛のことばをかけます。
すると、子どもは驚くほどよくこの時のことを覚えていて、日が経っても「またあれやりたい!頑張る!」とやる気を見せてくれます。
もちろん、ビリーブでも子どもがよくないこと(友だちのことを悪く言ったり、みんなに迷惑をかけたり、等)をすると叱ることがあります。
その際、必ず叱った後を大事にします。
叱った後は、その子が頑張れる状況をさりげなく作り、「頑張ったね」と褒めることを必ず行います。
これを繰り返していると、子どもは‘褒められること’を目的として行うようになるのでは(いやいややっているのではないか?)、と心配になるかもしれません。
でも、不思議と褒められると、そのこと自体を楽しいと感じられるようになるようです。つまり、自分がやっていることが楽しくなるのです。そして、もっとやりたい!という気持ちにつながっていくようです。
次回そのAに続きます・・・
2008年12月01日