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投稿者:ミカっち
題名:民間の立場から

今日から5月ですね。
新年度がスタートし、あっという間にひと月が経ちました。
保護者の方を通して、子どもたちの学校での様子も、いろいろと聞かれるようになってきました。
子どもが学校でどのように過ごし、新しい担任の先生はどのような方で、どのように接してくれているのか、など。

そのような中、先日(4月26日付け)、朝日新聞の1面に、「特別支援学校生、急増」という記事が大きく載っていました。
子どもが増え、教員や教室が足りなくなったとのこと。

児童生徒の増加には、「保護者が子どもの障害を受け入れ、就職も支援する専門教育を望むようになってきたため(紙面より抜粋)」という背景があるようです。
また、「普通学校の支援・指導態勢の薄さを理由に障害が軽くても特別支援学校を望む例や、普通学校で不登校になり特別支援学校を頼る例も目に付く(紙面より抜粋)」ということです。

確かに、私たちが保護者の方がたから話を聞くと、学校によって(また、先生によって)支援の内容に大きな差があり、中には聞くに耐えないかかわり方をされている子どももいます。

こんな環境にいる子どもがかわいそう・・・
保護者も私たちも胸が痛くなることが多々あります。

では、どうしたらよいのか・・・
保護者も私たちも本当に悩んでいます。
きっと学校の先生も悩まれているのだと思います。


私たちは民間の機関という立場にありますから、こちらから学校に働きかけをすることが難しい状況にあります。
しかし、学校(先生)からご依頼いただければ、すぐにでもお話をさせていただきたいという気持ちは常に持っています。
先生と一緒に、考えさせていただきたい、という思いを強く持っています。

先生がたと話をすると、「学級には他にもたくさんの子どもがいるので、この子一人だけに付いていることはできないのです。」という声を聞くことがよくあります。
当然のことだと思います。
よく分かります。

ではその中で、どのように個に配慮(支援)をしていったらよいのか・・・それを一緒に考えさせていただきたいのです。
全ては「子どものため」です。


2009年5月01日