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投稿者:カトちゃん
題名:ある日の様子!
寒くなってきました。
自転車通勤では、出だしは寒いものの、ズボンの上にユニクロで買った、あったかズボン(?)を履いているため、途中から身体がポカポカ状態になってきます。
最近は、子どもたちが目一杯増えて、一日は目まぐるしく通り過ぎます。
ある日(平日)の一日を覗いてみると・・・。
朝1番は、9時から、2名グループのお子さんの授業が入っています。
やんちゃな子が多いビリーブの子どもたちの中でも、特にやんちゃなAくんは、今日も元気いっぱい!
でも、いつもなら階段をドカドカと上ってくるのに、その日は両手で手すりを押さえ、ジャンプしながら上がってくるという器用さを発揮。
とても静かに上がってきたので、玄関に到着したのに全く気がつきませんでした。
11時から、2番目の授業がスタートします。
ここも2名のグループです。
比較的遠方から通ってくるお子さんも多いため、道路事情や、バス事情があって、教室に到着する時間が多少前後してしまうケースがあります。
この日も、少し早めに到着したBくんが、玄関の入ったところにある本棚で、お気に入りの本を見入って待っていました。
私の顔を見るなり、かなり大きな声で「おはよー、おはよー」を連呼しています。
喜びの気持ちを、ストレートに表すBくんと私は、ダンスを踊るように手を取り合いながら教室に入り、Bくんから、最近お気に入りのアニメの話をたくさん聞くことができました。
2番目の授業が終わると、お昼の時間です。
この日は、いつもよりも少し時間に余裕があったので、スタッフのミカっちと、スーパーに買い出しに行きました。
余裕がない日は、大抵インスタント食品を食べるため、その材料を買いに行ったのです。
この日は、弁当屋のから揚げ弁当(おかずのみ)を買って、冷凍してあるご飯を温め、しばし昼食タイムを過ごしました。
食べ終わってすぐに、午後のお子さんがやって来ました。
2時からは、3名の授業です。
どの子もみんな、元気溌剌で、授業前にミカっちを囲んで、大いに盛り上がっています。
私もその輪に入りたかったのですが、少しやることがあったので、遅れて教室に入ると、Cくんから「かとうさん」と呼ばれ、みんなで大笑いました。
「そうか、私はかとうさんなんだ」と何やら自分でも納得して、午後の最初の授業があっという間に過ぎていきました。
(この日は、ことばを想起する活動を多めに行いました)。
スタッフのブイロクさん(女性)も、いろいろな活動の中で子どもたちと笑い合ったり、見つめ合ったり…。
ブイロクさん得意の歌を、みんなと一緒に歌い合ったりしてとても楽しそうに過ごしています。
午後の授業の途中に、電話が2本入りました。
1本は、体験希望の保護者の方からです。
今月も、多数の方から体験希望をいただいています。
なかなか時間がとれずに、すみません。
今のところ、休みのお子さんが出たときに、体験を入れさせていただいている状態です。
そのため、突然連絡をさせていただくこともあるかもしれませんが、どうか、ご了承ください。
もう1本は、教材についての問い合わせです。
現在、販売している「絵を順番にならべよう」についての質問と、マトリックスの販売は行っていないかという問い合わせでした。
マトリックス、いいですね。
是非、検討させていただきます。
そして・・・午後2番目の授業は、4時からスタートします。
このグループは、振替の子もいて、その日は賑やかに5名で授業を行いました。
途中、ゲームに負けそうになって、ちょっとイライラしたり、それを何とか乗り越えて、今度は笑い上戸になったり…。
それぞれの子ども同士が影響し合って、その場の雰囲気はどんどん変わっていきます。
記憶学習では、これまでよりも、一生懸命覚えようとする姿が見られ、手に汗握る攻防が見られました。
まさにグループの醍醐味を、私も同時進行で感じることができました。
途中、少しイライラしたときに、突然「加藤先生なんか嫌い」と言われましたが、その5分後には、私の膝の上に乗って、ドンドンドンとマッサージ器(上下左右の揺れ)をやって欲しいと、何度もせがまれました。
子どもの変わり身の早さについていくのは、○歳の私にはちょっと大変な場面もありますが、こんなおもしろい体験が他にあるのだろうかと思えるほど、その日も大いに楽しませてもらいました。
嵐のような授業が終わり、最後は6時過ぎから音楽療法のセッションがありました。
やっと秋らしくなってきたので、大好きな歌「秋のこびとオータムタム」を歌いました。
ピアノと歌を聴いていたDさんは、私たちが「オータムタム」をだんだんと大きな声から小さな声で歌っていくと、それまで、ちょっと気持ちが高ぶっていたにもかかわらず、聞き耳を立てて、歌をしんみりと聴いているではありませんか。
音感のとてもよいDさんは、その後も、いろいろな楽器を手にし、私のピアノ伴奏に合わせて一緒に音階を奏でたり、交互に打楽器を叩いたりしたりしていました。
やっているこっちが楽しくなってしまいます。
このような時間は、私たちにとっても、一日の疲れを洗い流してくれる、本当に素敵なひとときになります。
最後に、「ちいさな夢」という、超素敵な歌を歌って、Dさんとさようならをして、教室や楽器や教材の後片付けをして、一段落…。
コーヒーを飲みながら、授業に関する雑談を行い、時計を見ると、もう8時半になっていました。
大体、この時間から、フィードバックと、体験希望者への返信、保護者相談への返答、一人一人の子どもの記録整理、教材作り、明日の準備等を行い、帰りは大抵10時半〜11時過ぎに…。
深夜の夕食は太るんだよと、何人もの人に言われ続けて、それでも、やはりそうなってしまう毎日です。
それでも、この毎日はやめられません。
楽しくて、楽しくて、やりがいがあって、しかたないのですから。
平日は、大体こんな感じでしょうか。
(土曜日は、さらに大人数のグループ学習や音楽療法が入るため、平日の2倍程度のお子さんがやってきます。)
以上、ある日の一日でした。
2011年11月18日