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投稿者:カトちゃん
題名:研究セミナーでの講演!
雨がしとしと降る土曜日に、羽生にある埼玉純真短期大学で行われた研究セミナーに行ってきました。
私の役割は、第3分科会(音楽)で講演と助言を行うことです。
当日は、熊谷まで高崎線で行き、久しぶりに秩父鉄道に乗りました。
スイカは使えなかったので、必死に財布を出して切符を購入。
すると、昔、京浜東北線で使われていた全面青い車両が到着し、いざ羽生へ。
ガラガラの車両はガタガタと音を出しながら、揺れながら、結構速いスピードで羽生を目指します。
講演で話す内容を確認しているうちに、揺れに合わせるようにうとうと…。
そうするうちに、羽生駅に到着しました。
駅まで迎えに来てくださった大学の担当者の車に乗り込み、最初の会場の羽生市産業文化ホールに向かいます。
ホールに到着すると、学長さんの待つ部屋でいろいろな方にお会いしました。
ある教育委員会の方はビリーブのホームページをよく見てくださっているようで、ちょっと嬉しかったです。
久しぶりにお会いしたその方が、少し貫禄がついた様子を見て、私はどのように見られているのかな〜と一瞬考え、その後、すぐに忙しい一日が始まりました。
午前中は、岐阜の特別支援学校の先生がお話をされました。
ご自分に読み障害(ディクレクシア)があって、縦書きよりも横書の文章の方が読みやすい、分かち書きをした文章が読みやすいなど、日頃から理屈でわかっていたことを生でお話ししていただき、大いに勉強になりました。
羽生で一番おいしいお弁当屋さんのお弁当というのを用意してくださって、食べながらの打ち合わせを行いました。
私の参加する分科会には、埼玉純真短期大学の先生が司会と指導助言で2名参加されます。
お二人にはとても気を遣っていただき、準備等も万全に整えていただき、気持ちよく分科会に臨むことができました。
最初に、熊谷の小学校の特別支援学級の先生が実践発表を行いました。
ビデオで子どもたちが生き生きと活動しているのを見て、先生の溌剌さ、日頃のかかわり方などがとてもよく伝わってきました。
後でお話をしたところ、その先生は、10年以上前、初めて特別支援学級の担任にならたときに、教育センターで当時教員だった私の講義を聞いたことがあるとのこと。
いろいろな縁があるんだな〜と当時の私を思い出したのでした。
支援学級の先生の発表が終わり、その後私がお話をさせていただきました。
話と言っても、私の場合は実演やワークショップを交えながら、皆さんでその場を作っていくという形をとりました。
最初はちょっと緊張気味だった参加者の方も、休憩時間には楽器を触ったりいろいろな質問をされたりするようになり、最後に全員で「風になりたい」を合奏した後の、心地よい沈黙は、私にとっても本当によい経験になりました。
皆さんから日頃の実践や悩みをいろいろ聞かせていただき、私自身の実践を振り返る、とてもよい機会になりました。
また、分科会には学生さんも係りとして参加していましたが、とても礼儀正しく、私のお手伝いを臨機応変に行ってくれて、大いに助けてもらったのでした。
保育士として就職が決まっているというその学生さんは、講演から何かを学んでいただけたでしょうか…。
かつての同僚やら、知り合いやら、お名前だけを存じていた先生やら、いろいろな方と話をさせていただくこともでき、本当に有意義な一日となりました。
すべてが終わり、この日あったいろいろなことを思い出しながら秩父鉄道に揺られて帰りました(案の定、うとうと…)。
埼玉純真短期大学の先生方、職員の方、学生の皆さん、勉強熱心な参加者の皆さん、そしてお世話になった皆さん。
本当にありがとうございました。
2011年11月21日