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投稿者:カトちゃん
題名:お盆中のユニークなエピソードです。
昨日までうだるような暑さだった埼玉(伊奈、桶川)ですが、今日はうって変わって涼しい一日となっています。
ミカっちのブログを読んで、自分も暑さについて語ろうと思った矢先に、この天気の急変!
ちょっと拍子抜けしてしまいましたが、やはりこれくらいの気温じゃないと過ごすのはつらいですね。
愛犬のコロ(4歳、雌)もここ最近いつもの元気がなく、散歩もとぼとぼと歩く感じで、地面に近い分つらさは人間以上のものがあったのでしょう。
これで少しコロらしさ(飼い主に似て、とにかくはしゃぐ性格)を取り戻すことができるかもしれません。
皆さん、お盆はどのようにお過ごしでしたでしょうか?
スタッフも実家に帰ったり、家族で海水浴に行ったりと、充実した時間を過ごしているようです。
私の場合は、住んでいるところが実家(2世帯住宅です)なので、出かけるといっても日帰りで、基本的にうちでのんびりと過ごしています。
昨日は、近くのショッピングセンターのカフェで、いつものように読書兼勉強をしに行ったところ…
カフェの外で、大きな声で叫ぶ人がいて、「店内は静かなのに、外はうるさいな〜」と思っているとなんと外に臨時のおもちゃ屋が出店中。
驚くほど大きな声の売り子のおねえさん(というよりは少し年配の女性)が、「安いよ、安いよ、卸しの値段で買えるよ〜」の声につい耳がダンボに!
カフェの隙間から必死で覗いて(不審者丸出しです!)、結局セッションで使えそうなオモチャをいくつかゲットしました。
本当に安い値段でびっくり。
おねえさんも、いきなりカフェから出てきた男(カトちゃんです)が、目が合った瞬間に「これとこれをください」と言ってきたのにさぞかし驚いたのでしょう。
満面の笑みを浮かべて「おにいさん、ありがと〜お!気前良いねぇ〜、ありがと〜お!」とショッピングセンター中に聞こえる大声で、何度もお礼を言ってくれました。
(大いに恥ずかしかったです)
さて、大荷物を抱えて再びカフェの座席に戻り、満足感に満ち溢れて子どもたちの記録に目を通し始めたところ…。
隣にいた年配のおばちゃん2人が席を立って帰ろうとし始めたのです。
それまで全く気に留めていなかったのですが、1人の人の後姿に何か見覚えが…。
目を大きく見開いて見てみると、何とお袋じゃないですか!
友だちとスイミングに行った帰りにお茶をしていたとのこと。
その相手の方は、私がカフェに入ってからの動きをすべて見ていたようで、荷物も全部置きっぱなしで外に買い物に出かけ、大声で「ありがと〜お」と呼ばれながら戻ってきたこともちゃっかり見ていたとのこと。
またまた、ありゃりゃ恥ずかしい〜と思ったのでした。
世間は狭いというか、親子して行動範囲が似ているというか…。
最後に私事ですが、メガネを新しくしました。
黒に近いこげ茶色のプラスチック製のフレームで光の加減でストライプが見えます。
家族は、宮川大輔みたいだね、と言ってくれます。
カフェで会ったお袋も、「あんたがそんなメガネしてるからわからなかったんだよ、本当にもう〜」と言っていました。
ビリーブの子どもたちはどのような反応をしてくれるのか…
今から期待半分、不安半分です。
ちょっと太目(兼年配)の宮川大輔でした。
賃貸のコマーシャル「れっさ嬉しい、れっさ嬉しい」が耳から離れません。
2007年8月18日
投稿者:ミカっち
題名:暑いですね〜
最近「暑いですね〜」が挨拶代わりになっていますね。
私は「暑い」で有名な熊谷や館林の近くの、群馬県大泉町で生まれ育ちました。
でも、子どもの頃に冷房を使った記憶がありません。
確かに暑かったですけど、今のようにねっとりとした暑さではなく、気温も高くて30度程度だったように思います。
この暑さは、ヒートアイランド現象によるものだそうですね。
ビルやアスファルトが暑さを溜め込み、高層ビルが海からの風を遮って熱を逃がせない、といった状況のようです。
そういえば、私の子どもの頃は、もっと‘土’の部分が多かったです。
そこら中に空き地があって秘密基地を作ったり、近くの雑木林にくわがたを取りに行ったり、田んぼや畑のあぜ道を自転車で走ったりしたものです。
でも、車社会の発展とともに道がよくなり(つまりアスファルトだらけになり)、子どもの頃に遊んだ場所はみんな無くなってしまいました。
とっても寂しいですが、自分も車を運転してよくなった道を便利に使っているのですから、複雑です。
最近の子どもたちは、なかなか外で遊べず(安心して遊べる場がないため)、家で過ごすことが多いようです。
この気温では外に出ること自体危険ですね。
何かできることはないかと、朝晩打ち水をしたり、クーラーの温度設定を高めにしたりはしてますが・・・少しは効果あるでしょうか・・・。
取り留めのないことを書きましたが、書いているうちに、ビリーブの周りの雑草地帯(かなりジャングル化している)や、近くにある広い雑木林は、実はとても貴重なのではないかと感じました。
「虫が入った・・蚊がいる・・」と騒いでいること自体、幸せなのかもしれませんね。(蚊は嫌いですけど)
2007年8月17日
題名:待つこと
今年は梅雨明けが遅く、夏休みに入っても何だかパッとしない天気が続きましたね。
でも、今日から8月。
いよいよ夏本番です!
ビリーブを開室して4ヶ月が経ちました。
子どもたちはすっかり慣れ、個性を発揮してくれています。
保護者の方からも「次の授業までが待ち遠しいようです」「ビリーブの日をとても楽しみにしています」と、嬉しいおことばを頂戴しています。
まだまだ至らない点が多く、毎日反省ばかりしている私たちですが、このように言っていただくことが大きな励みになります。
子ども一人ひとりの課題と、それに対する具体的な支援と手立て。授業後の反省会では話すことが山のようにあり、1日が48時間あったらいいのに・・・などと思ってしまう毎日です。
そんな中、最近とても大事だな〜と思うことのひとつに、「じっくり待つ」ということがあります。
子どもとかかわる際、焦ってすぐに手や口を出してしまったり、援助をし過ぎたりすると、子どもは自分でやったという達成感を持ちづらくなり、自ら行おうとする気持ちを失ってしまうように感じます。
反対にじっくりと待って、待って、待って、子ども自身の力で達成できた時、次につながる大きなステップになると思います。
先日の授業でこんなことがありました。
ある一人のお子さんですが、お母さんが「はさみはまだ使えません」とおっしゃっていて、実際、学校や家庭ではさみを使ったことはありませんでした。
数回の授業で手先や目を使う活動、その他さまざまな領域の課題を行ってきましたので、その日初めてのはさみ切りに挑戦してみました。
持ち方と切る角度のみ援助し、はさみの先を開いて紙を入れてから、待つこと約1分。
自分ではさみを握り、チョキッと1回切ったのです。
手を持って一緒に握って切れば簡単なことですが、それでは自分で切ったことにはなりません。
一歩手前まで、最小限の援助をしつつ、最終的には一人で達成したことに大きな意味があります。
そのお子さんのはさみ切りは、その日のうちに、待つ時間が1分から30秒、10秒と減り、紙をはさむとすぐに切るようにまでなりました。
そして、切れたときの本人の嬉しそうな笑顔。周囲からの賞賛。これは大きなステップとなりました。
このエピソード以外に、たとえばこんなこともありました。
模倣をなかなか行わない子に、手を持って同じ動きをさせてしまうと、いつまでたっても自分自身で模倣をしない。
反対に、模倣をしなくても手を出さず、じっくりと見る時間を持ってもらうと、ある日自分から模倣を始め、出始めるとどんどん動きを行っていく。
このような経験をしてきたことで、とても強く感じるのは、「待つこと」=「子どもを信じること」なのだということです。
臨床は全てここからスタートするのではないでしょうか・・・。
最近改めて実感しています。
2007年8月01日
投稿者:ミカっち