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投稿者:カトちゃん
題名:新しく本を書きます!
2月に入り、毎回の授業やセッションはますます熱気を帯びてきました。
キッズやジュニアでは就学や進級に向けて、1年のまとめ的な活動を行っています。
ある保護者の方が、「進級は楽しみでもあり不安でもある」とおっしゃっていましたが、ビリーブで身につけた力が集団場面でも少しずついい形で発揮できるよう、さらに授業に力を入れていきたいと思います。
安心してお任せいただければと思います。
音楽療法では、新しい歌を増やしたり、絵カードを使って曲のリクエストを行うなど、最近歌の充実を図っています。
また、楽器活動では、自由な演奏と共に合奏やちょっとしたルールの中でリズムやメロディを奏でるなど、みんなの前で表現し発表する機会を設けるようにしています。
お子さんが、ますます音楽のある生活を送ってもらえることを心より願っています。
私たちビリーブでは、どの活動においても個々のお子さんの発達に合った内容を提供させていただいています。
その中でも、特にお子さんと私たちスタッフの「かかわり」「やりとり」を大切にしています。
首都圏には臨床の場がたくさんありますが、私たちビリーブでは、お子さんが本当に安心し楽しんで通って来られる場であることを目指しているのです。
他の場よりものびのびと自由に表現できる場でありたい。
スタッフ一同、常にそのことを念頭において、お子さんとの時間を過ごすようにしております。
今後とも、忌憚のないご意見をいただきながら、さらに授業の質を高めていきたいと考えております。
なお、私事(加藤)ですが、前著に引き続き、このたび新たに障害のあるお子さんの活動集を執筆することになりました。
まだタイトルも決まっていません。
全くの仮題ですが、「子どもの世界が広がる遊び −障害児の発達を促す50の活動例−」というような内容を予定しています。
当然のことながら、ビリーブで行っている活動を中心に執筆することになります。
日々の活動に触れながら、それぞれがどのような意味を持ち、行うことが何に役立ち、他の活動とどのように関連しているのか、などについて丁寧にまとめていきたいと思っています。
引き続き、皆さんの応援(笑顔!声援!)をよろしくお願い致します。
2008年2月08日
投稿者:ミカっち
題名:子どもの表現は素晴らしい
年が明けて1ヶ月が経ちました。
子どもたちが皆元気な顔を見せてくれて一安心。
少しだけ年を感じる私に、今年も頑張ろう!と、子どもたちが気合を入れてくれました(笑)。
ビリーブには幼児から高校生まで、たくさんの子どもたちが通ってきています。
その一人ひとりが多彩な個性を持っており、あらゆる場面で発揮してくれます。
活動中、私たちがねらったことと違うことをし始めた時、しばらく見ていると、その子がとてもユニークな発想を持っていることに気づくことが多くあります。
すぐに手を止めてしまったら分からなかったことも、ちょっと余裕を持って見ていると、子どもの意外な一面が見えてくるものです。
もちろん脱線し過ぎたら、軌道修正は必要ですが・・・。
例えば、形パズルの見本合わせの活動中、何やら見本とは違う形を作っている子がいました。
一見適当に作っているようで、実は自分の創造で、ある絵を作っていたのです。
視覚認知力の高まりや相手に合わせる(指示に応じられる)ことのみねらった場合、自分のやりたいことをやっているこの子は、ねらいから外れてしまいます。
でも、その子の作った絵は、説明を聞いて「ああ、そういう場面だったのか〜」と感動する、とてもユニークで素敵なものでした。
発想力の豊かさに驚かされ、そういう部分を大切にしてあげたいと思いました。
子どもたちの苦手なことや、課題となる部分を支援していくことは、もちろん必要なことですし、ビリーブでも丁寧に行っています。
でも、大切なことは、彼らの個性を尊重し、得意なことや摘んではいけない芽を大事に育てていくことだと感じます。
その前提があってこそ、個の支援が成立していくのだと痛感しています。
2008年2月01日