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投稿者:ミカっち
題名:褒めることは難しい?

今年度も最終月となりました。
皆さま1年間ありがとうございました。

ビリーブでは、現在、今年度のまとめおよび新年度に向けての準備を行っています。
キッズコース、ジュニアコースの方がたには、今月中に今年度の評価をお渡しさせていただきます。
お子様の1年間の様子(今後の課題)が詳しく書いてありますので、じっくり読んでいただけますと幸いです。
また、来年度も、たくさんの子どもたちが入会する予定です。
新たな子どもとのかかわりが、今からとても楽しみです。


最近、保護者の方がお子さんを‘褒めている’場面で、違和感を覚えることがありました。

「トイレで上手にできたね。他のトイレでもできるといいのにね。」
「上手に絵が描けたね。でも、うさぎの耳ってもっと長いよね。」
「歌がいっぱい歌えたね。大きい声が出たら、もっとよかったね。」

これらのことばは、本当にお子さんを褒めていると思いますか?

上手だね、と言っていると一見褒めているように感じますが、その後に続くことばを見ると、こんなことに気づきます。
<褒めているようで、実は否定している>

いくら褒めることばを言っていても、その後に「でも・・・」が付くと、そちらが優先されてしまいます。
むしろ、そこに本音が表れていると言っても過言ではないと思います。
お子さんは、そこを敏感に感じ取ってしまう・・・。
そして、自分を肯定的に捉えることができなくなってしまうでしょう。

お子さんを褒めることは、大切なことです。
でも、褒めることは、簡単なようで実は難しいことなのかもしれません。

褒めるときは、肯定的なことばだけにしなければいけませんね。
もし「こうしてほしい」と思うことがあれば、別の機会にタイミングよく、伝えていけばよいでしょう。

2012年3月01日