カレンダー     6月
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

否定はしない方がいい
適切な時期に、適切なサポートを
頑張りすぎない
子育てについて
「満足感」と「安心感」
合格おめでとう!
あけましておめでとうございます(特集【二次障害】)
多動について
読書のすすめ
姿勢の保持が難しい子
カトちゃんブログのみ表示
ミカっちブログのみ表示

投稿者:ミカっち
題名:教材の使い方

ここのところ、教材「お話の順に絵をならべよう」(絵画配列)へのご注文を多くいただいております。ありがとうございます。
1セットずつ作成しているため、これからご注文いただく方には、少々お時間をいただくことになります。大変申し訳ありませんが、ご了承ください。

さて、ビリーブではたくさんの教材を使用していますが、ほとんどのものがオリジナルです。子ども一人ひとり、また各グループの課題に応じて、必要な教材を作成しているからです。プリント(ワーク)だけでも、線なぞりから国語、算数・数学、ソーシャルスキルトレーニングなどまで、数百種類以上用意しています。

一つの教材は、同じタイプの子どもにしか使用できないのではありません。いろいろなタイプの子どもに使えるように、作成の段階で用い方を考えています。

例えば、上記の「お話の順に絵をならべよう」(1セット30話、1話がそれぞれ4〜6枚)は、絵を見て時系列に並べる課題です。
全てを並べることが難しい子の場合、1枚目と最後の絵以外をこちらで並べておきます。そして、子どもに2枚を渡し、よく見比べて初めと終わりに置いてもらいます。
また、全てを簡単に並べられる子どもには、最後の絵(ストーリー)を自分で考えて描いてもらっています。

その他、この教材には、各絵に合う「文カード」が作成してあり、文章だけを見て時系列に並べたり、絵に合う文を子ども自身に作ってもらうなどの活動も行っています。
この活動を行うことで、時系列(ストーリー)の理解力、イメージ力、文章理解力、文章表現力などが付くことを目指しています。

このように、どの教材も、子どもの課題に応じて使い方を変えています。



2012年6月01日