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投稿者:カトちゃん
題名:あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
ビリーブがスタートして、もうすぐ丸6年を迎えようとしています。
この間、多くの方にご協力をいただき、これまで盛況に活動を行うことができました。
心より感謝申し上げます。
昨年も、たくさんのお子さんに通って来ていただきました。
特に9月以降は、問い合わせや体験授業が目白押しとなりました。
民間の臨床機関として、一人でも多くのお子さんのお役に立てるということは、この上なく幸せなことです。
というよりも、私たちは子どもと一緒に過ごすことが、ただただ楽しいのです。
自分たちの持っている専門性が少しでもお役に立てれば幸いです。
とかく、臨床と言うと、できないことをできるようにさせるというイメージがあります。
もちろん、何かができるようになるということは大切なことですが、それだけを目標にすると、子どもは本当の意味で育つことが難しくなってしまいます。
臨床家がやるべきことは2つです。
1つは、上記のように、できないことをできるようにするということ。
そのためには、発達段階を踏まえ、「発達の最近接領域」に働きかけるような、プロの提案が必要になってきます。
もちろん、サポートの仕方も、一人ひとりに合わせたものが求められるでしょう。
そして、もう1つは、これが一番大切なのですが、子どもが何かができるようになったときに、最大限の喜びを表し、「やった」「嬉しい」という気持ちを、子どもとセラピストが共有するということです。
この喜びの共感によって、子どもは自分に自信をつけ、これからも何かに挑戦するときに、気持ちがくじけず、粘り強く向かっていくことができるようになるのです。
つまり、臨床家が行うべきもっとも大切なことは、技術的なことを教えることもさることながら、あらゆる場面で子どもの小さな成功を、我がことのように喜ぶことができるということなのです。
子どもはまさにほめられて育つのです。
今年も、ビリーブは今まで通りの活動を行っていきたいと思っております。
常に丁寧で、楽しく、ユーモアたっぷりで温かい教室を目指したいと思っております。
別件ですが、スタッフの著書が複数出版される予定です。
出版をすることにより、これまでも、全国から多くの感想をいただき、北海道から九州まで、見学者に来ていただいています。
これからも、いろいろな方とつながっていけることを楽しみにしております。
最後に、多数の体験希望者の方には、なかなか体験が実施できず、大変申し訳なく思っております。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
2013年1月01日