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投稿者:ミカっち
題名:自由画は難しい?!

先日、ある小学生の男の子(Aくん)が、お祭りの絵日記を書いて持ってきてくれました。
たくさんの人がおみこしをかついでいる、とても躍動感のある素晴らしい絵でした。構図もとてもよく、人とおみこしのバランスが絶妙でした。

見たものや経験したことを自由に絵に描くことは、一見簡単なようで、実はとても難しいことです。
Aくんも、入会したばかりの頃はちょっと苦手でした。
自由に描いていいよ、と言われても何を描いたらいいか分からない・・・
描くものが決まっても、どう描いていいか分からない・・・
そんな感じでした。

絵を描くためには、イメージする力(描く題材を考える)、空間認知の力(何もない平面に構図を決めて描く)、筆記具を扱う手の操作性、などさまざまな力が必要とされます。

ビリーブでは、子どもたちに、自由画をイメージ豊かに描けるようになってほしいと思っています。

そのために、いろいろな活動を行います。

まずはイメージ力を身につけるために、物について多方向から語れることを目指します。
保護者の方にもお願いし、見た物や経験したことを言語化してもらうようにしています。その際、一つの物事から、広げていくことが大事です。
「りんごは赤いね。いちごも赤いけど、りんごのほうが大きくてかたいね・・・どっちも果物の仲間だね。ほかの果物は・・・」「犬の体は毛がふさふさしているね。四本足で歩くね・・・しっぽは・・・」など。

また教室では、模写(同じ形や絵を書き写す)、絵画完成(絵の一部が欠けている→子どもが書き足す)、絵描き歌、ぬり絵(季節や行事をテーマにしたビリーブオリジナルの絵)、など絵で表現する活動を取り入れています。


〜つづく〜

2013年8月01日