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投稿者:ミカっち
題名:焦らないで!

新年度が始まり2か月が経ちました。

この時期、保護者の方からの相談の電話が多くなります。
「担任の先生からこんなことを言われた」「授業参観を見に行ったらこんな様子だった」「家でこんな様子で困っている」等々。
電話の声から、本当に困ってあるいは切羽詰まってかけてきている様子が伝わってきます。

まずは落ち着きましょう。
そして、冷静に、どのような状況の時にそのような様子が見られるのか、もう一度見たり聞いたりして、確認してみましょう。

状況が分かってきたら、どうしてお子さんがそのような行動をとっているのか、を考えてみます。
「先生の話や授業の内容が解らないから、他のことを考えてしまう(立ち歩いてしまう、しゃべってしまう)」「今何をすればよいのかわからなくて行動に移せない」「教室の中や外の音や景色が気になって(刺激になって)つい反応してしまう」など。
いろいろな理由があるはずです。

そこが分かったら、一つずつ解決していけばよいのです。
「ことばの指示だけで分かりにくい場合、視覚的な手がかり(絵カードなど)を使ってもらう」「刺激に反応しやすいのであれば、座席の位置を配慮してもらったり、カーテンなどで見えないようにしてもらう」など、方法はたくさん考えられます。
そして、その方法を一つずつ試していけばよいのです。

この時大事なことは、周囲の大人が過敏に反応しないことです。

そして、最もやってはいけないことは、お子さん本人に問いただしたり、責めたりすることです。
「なんでそんなことをしたの?」「そんなことをしたらダメじゃない」など・・。

とにかく冷静に対処することが一番です。
と言っても不安ですよね。
でも、大人が不安をあらわにするとお子さんはもっと不安になります。ですから、その気持ちはお子さんに伝わらないようにしたいですね。

最後に・・・
私たちはいつでも相談にお応えしますので、どんな小さなことでも何か不安がありましたら、遠慮なくご連絡くださいね。

2015年6月01日