発達支援教室 ビリーブ 発達に心配のあるお子さまに対し、専門的な発達支援を行う教室です(大宮駅から電車で約20分)

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 ビリーブとは


ビリーブの目指すこと

 


発達に心配のあるお子さんが学ぶ場や、余暇活動を行う場は、選択肢が少ないという現実が見られます。私たちは、サポートを必要とするお子さんたちに、早期に臨床を行なうことで、お子さんたちが持っている力を、存分に伸ばし、発揮できることを目指しています。

ビリーブでは、いわゆる訓練的な指導は行っていません。なぜなら、そのような「させられる」療育や教育で一見身についたように見える力は、実は、本物の力になりにくいからです。

私たちは、訓練的な指導により、多くのストレスを受け、それが後々問題行動となって現れたり、受け身の姿勢が続くことにより、主体性を失ってしまうお子さんを、数多く見てきました。

そもそも、子どもはどのように育つのでしょうか。なぜ、発達に課題のある子どもだけが訓練をされる存在なのでしょうか。

訓練の対象になった瞬間に、今ある子どもを否定することになってしまうのではないでしょうか。親やセラピストが、「今がダメだからこのように伸ばしてやろう」と思ってかかわることに子どもは敏感に反応します。そういう、子どもと大人の関係がはたして健全な関係と言えるのでしょうか。

子どもは、誰かに愛されて育つものです。今の自分も肯定されて、大人や仲間と一緒に楽しい時間を過ごす中で、健全に育っていきます。 言い換えれば、楽しい雰囲気の中で、好きな人と、好きな活動をすることが、もっとも健全に育つ道と考えるのです。

もちろん、楽しいと言っても、雰囲気だけの楽しさでは、大人の独りよがりになってしまいます。きちんと、子どものことをアセスメントし、発達課題に基づいた遊びや課題を提供することが、不可欠になってきます。

それは、例えば、以下のような力を育てる手立てを、活動の中に入れていくことを意味します。

@身体を意識する力
A目と身体を使う力
B耳と身体を使う力
C記憶する力
D模倣する力
Eイメージする力
F概念形成の力(教科学習の土台)
G協調性・社会性の力

つまり、楽しい雰囲気の中で課題に取り組み、いかにも、勉強をやっているぞという形ではなく、あくまで「さりげなく」取り入れていくことが大事なのです。

例えば、訓練されて出るようになったことばと、「ねえ、あれおもしろいね」と感じて自らが出したことばには、その後のことばの成長にとって、信じられないくらい大きな差となって現れます。

以上、ビリーブのもっとも根幹となる考え方を述べさせていただきました。 そのような趣旨にのっとり、具体的に、以下のような目標〔ビリーブの具体方針〕を設定しました。

 




ビリーブの特徴


 1. お子さんに合った課題を提供します

 

 何でもよさそうなことをランダムに行っても、子どもは成長しません。そのようなやり方では、指導者側や親の満足に終わってしまうことも少なくありません。
その子に合ったことを適切なタイミングで、適量行って、子どもは初めて伸びるのです。そのために、ビリーブではアセスメント(実態把握)を徹底的に行っています。

 

 2. 常にお子さんの将来を見据えています

 

 ビリーブに通われるお子さんは長期にわたるケースが多く、10年を超える人も少なくありません。幼稚園から来ているお子さんが今はもう大学生や社会人になっています。また、小中学校で特別支援学級に所属していたお子さんが、普通高校に進学するケースもあります。
このように、ビリーブでは「今どうするか」ということと併せて、「将来どのような道に進むか」ということを常に考えています。将来の目標を定めれば、自然と今やるべきことがわかってくるからです。

 
 3. 幼稚園や学校の先生方と連携を取ります

 子どもはできるだけ多くの人に見守られ、育ててもらうことで大きく伸びていきます。そのために、ビリーブではお子さんが所属している場の先生と頻繁に連絡を取っています。
例えば、年間のまとめをお渡しし、それを日々の学校生活や個別の指導計画に生かしていただいています。また、担任の先生や校長先生にビリーブに来ていただき、お子さんについて相談するケース、あるいはビリーブのスタッフが学校等に出向くケースなど、いろいろな形で連携を取っています。

 
 4. 保護者相談を密に行います

 

 子どもは基本的に親子関係の中で育っていきます。そのためにビリーブでは、お子さんの課題や「家庭でできる具体的なサポート」などについて、随時相談を行っています。
子どもは親の実力通りに育っていきます。親の関わりが少しでも変われば子どもは大きく変わってくのです。問題行動の改善も大切ですが、発達全般を促せば、問題行動も自然に消滅してきます。心配な点は多々あると思いますが、私たちビリーブのスタッフが年間を通し全力でお手伝いをさせていただきます。

 
 

ビリーブの目指す子ども


 1. 自己コントロール力を育てます

 

 自制心は「我慢しなさい」と怒られて育つのではありません。大好きな人とより楽しむために、自分の主張を少しだけ譲って、揺れながらも相手の要求を受け入れていく、というプロセスが大切になってきます。
そのためにビリーブでは、すべての授業において「安心感」が持てるよう、環境の設定を行っています。その中で、子どもたちはのびのびと自分自身を発揮し、ほんの少しだけ「自分を譲る」ことで、それをプラスに評価されるという体験をしていきます。子どもたちはごく自然に、自己コントロールを身につけていくわけです。

 

 2. 見る力、聴く力、イメージする力を育てます

 

 子どもが育つためには、「見る力」と「聴く力」の双方をまんべんなく育てることが大切です。この2つの力が育つことで、視知覚(見比べる力)や聴知覚(聴き分ける力)が育ち、最終的に「イメージする力」を高めることができます。
「イメージする力」は発達にとって最も大きな力であり、その高まりによって学習面の伸びはもちろんのこと、相手の気持ちがわかるなど、対人関係もスムーズになっていきます。
なお、ビリーブでは「聴く力」を高めるために、すべての活動の中に専門的な音楽療法を取り入れています。

 
 3. ソーシャルスキルの力を育てます

 ソーシャルスキルの力は机上の学習だけでは身につきません。ある程度設定された集団場面で、多少の困難を伴いながら、相手との間で切磋琢磨していかなければならないのです。
そのためには、土台として認知やイメージの力を育てていく必要があります。対人関係力は、土台作りと実際の場面の双方を両輪として、時間をかけて段階的なサポートが大切になってきます。

 
 4. 学習の基礎力、応用力を育てます

 

 国語や算数を中心に、学校での学習がスムーズに行えることを目指します。
具体的には、国語の文字・文章読解力、表現力、算数の数の概念・計算・図形・文章題、その他さまざまな内容について、一人ひとりの課題に応じて教材を提供し、実践を行っていきます。その上で、より高度な内容に柔軟に取り組めるよう、応用力を身につけていきます。

 
 




ビリーブの目指すこと


  商号 株式会社 ビリーブ
  創業 平成19年4月開校
  事業内容

・発達障害のある子どもへの個別及び小集団による教育サービス
・発達障害のある子どもへの音楽教室(リトミック、ピアノレッスン、音楽療法)
・発達障害のある子どもの保護者への発達相談
・教育機関、各種研究会などへのセミナー講師派遣

  代表者 加藤 博之(かとうひろゆき)
  住所

 
〒362-0813
埼玉県北足立郡伊奈町学園二丁目73番地
(詳しい地図はこちら

【交通】
JR大宮駅から埼玉新都市交通ニューシャトル約22分 
羽貫駅下車  徒歩3分
(1F「中華そば くりの木 いな」さん)

※改札を出てすぐに右手に進んでください。「伊奈学園」の通学路に沿っていらっしゃるとわかりやすいです。エンジ色のとがった屋根の2階屋が教室です。

駐車場あり

詳しくは下記【連絡先】までお問合せください
  連絡先 TEL:048-674-6610   FAX:048-674-6610
  指導者 正社員3名 (他、非常勤 2名)
  定休日 月曜・金曜・日曜・祝日
  営業時間 9:00〜19:00
  設備 指導用教室3室(大教室1室、小教室2室)、教材・教具、発達検査器具、知能検査器具、各種楽器、道具、おもちゃ

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ビリーブの目指すこと






ビリーブの目指すこと

 

代表 加藤博之
(かとう ひろゆき)

発達支援教室ビリーブ代表
文教大学講師
立正大学講師
学校心理士・認定音楽療法士
ガイダンスカウンセラー

筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了、埼玉県内の小学校・特別支援学校の教諭として勤務。
その後、音楽大学の教員を4年間勤め、現在に至る。
いろいろなタイプの子ども(数百人)とかかわる豊富な臨床経験を持つ。
その他、保護者や教員などへのコンサルテーション、各地での講演、執筆活動を行っている(著書多数)。


【主な著書】
・ 『「がんばりすぎない!発達障害の子ども支援」』(加藤博之、青弓社、2023年)
・ 『こんなときどうする?発達が気になる子への指導・支援Q&A100』(加藤博之、明治図書、2020年)
・ 『障がい児の子育てサポート法』(加藤博之・藤江美香、青弓社、2013年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク8 ソーシャルスキル「イメージ力」アップ編』(加藤博之、明治図書、2019年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク7 算数「生活に役立つ力」の実力アップ編』(加藤博之、明治図書、2018年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク6 国語「書く力、伝える力」の実力アップ編』(加藤博之、明治図書、2017年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク5 ソーシャルスキル「柔軟性」アップ編』(加藤博之、明治図書、2015年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク4算数「操作して,解く力」の基礎力アップ編』(加藤博之、明治図書、2014年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク3 国語「書く力、考える力の基礎力アップ編」』(加藤博之、明治図書、2013年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク2 「かずへの準備・チャレンジ編」』(加藤博之、明治図書、2012年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク1 「文字への準備・チャレンジ編」』(加藤博之、明治図書、2011年)
・ 『発達の遅れと育ちサポートプログラム −子どもの世界が広がる遊び63−』(加藤博之、明治図書、2009年)
・ 『子どもの世界をよみとく音楽療法−特別支援教育の発達的視点を踏まえて−』(加藤博之、明治図書 2007年)
・ 『音楽療法士になろう!』(加藤博之・藤江美香、青弓社、2007年)
・ 『子どもの豊かな世界と音楽療法 −障害児の遊び&コミュニケーション−』(加藤博之、明治図書、2005年)
・ 『音楽の授業における楽しさの仕組み 学校音楽教育実践シリーズ4』(共著、音楽之友社、2003年 )
・ 『障害児の音楽表現を育てる 学校音楽教育実践シリーズ3』(共著、音楽之友社、2002年 ) 
・『知的障害養護学校・特殊学級 改訂指導要録記入の実際と文例集』(分担執筆、明治図書、2002年)
・『改訂学習指導要領で知的障害者への教育はどう変わるか 特殊学級編』(共著、明治図書、2002年)
など多数。

【主な論文】
・『音楽遊びでやりとりする力を育む指導』
(2024年、特別支援教育の実践情報(No.222),明治図書)
・『子どもの特性配慮スキル』
(2021年、特別支援教育の実践情報(No.200),明治図書)
・『ドラムを叩こう 〜発達段階に応じた遊び方について〜 』
(2010年、特別支援教育の実践情報(No.133),明治図書)
・『子ども−その豊かな表現力について』
(2004年、theミュージックセラピーVol.3,音楽之友社)
・『知的障害養護学校の自立活動部の役割−全校的視野に立った多様な指導展開を目指して−』
(2002年、特別支援教育、No.7 MEXT67、文部科学省初等中等教育局特別支援教育課編集、東洋館出版社)
・『個別指導の成果を生かす自立活動』
(2002年、障害児の授業研究・秋号、明治図書、NO.87)
・『学校生活のスタートを主体的に送るために−子どもへのかかわり方・環境に配慮して』
(2001年、実践障害児教育、336、学習研究社)
・『手遊び歌が発達障害児のコミュニケーション活動に果たす役割−模倣と同期の発達の関連性を通して−』
(2001年、筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修士論文)
・『個性と音楽活動の調和』
(2000年、実践障害児教育、325、学習研究社)
・『特殊学級における多動児の対人意識を高める試み− 小集団音楽活動における身体への働きかけを中心に−』
(2000年、特殊教育学研究、37(5))
・『特殊学級における多動児の集団適応に関する研究−音楽を活用した身体への働きかけを通して−』
(1998年、日本特殊教育学会第36回大会発表論文集、192-193 )
・『多動児の集団適応に関する事例研究−触覚・動作を伴う聴覚的やりとりを生かして−』
(1998年、発達臨床研究 第16巻)
・『子どもの発達にイメージはどう関係するのか』
(1997年、学校音楽教育研究 第1巻)
・『「ニコニコ通信」を主軸にした校内交流の展開』
(1996年、発達の遅れと教育 7月号、日本文化科学社)
・『見ることを大切にした音楽活動の指導−ダウン症A君の1年間の変容から』
(1995年、発達の遅れと教育 2月号、日本文化科学社)
・『発達障害児の音・音楽を生かした療法的アプローチ』
(1993年、発達臨床研究 第11巻)

          **************

子どもたちは、どの子も大きな可能性を秘めています。それは、ハンディのあるなしに関係ありません。
早期に適切な療育や教育を受けることで、子どもは確実に成長を遂げることが可能になってきます。私はそのようなお子さんに数多く出会ってきました。
ビリーブでは、子どもとセラピストの温かい関係性の中で、まずはやりとりをすることの楽しさを学んでいきます。それが結果的に子どもたちの『コミュニケーションの力』の育ちにつながってくるわけです。
勉強ができることは大切です。
運動ができることも大切です。
しかし、一番大切なことは、みんなとうまくつき合いながら、自分らしさを発揮していくこと。
その力が身につけば、学生時代も、大人になっても大抵のことは乗り越えていくことができるでしょう。
ビリーブは、発足して5年目を迎えます。少数精鋭のスタッフは、専門性と人間性を日々磨くことに努めています。
お陰さまで、現在たくさんのお子さんに来ていただいています。 入会には多少お待ちいただくこともあるかと思いますが、是非一度ビリーブの体験をしてみてください。 お子さんが、いきいきと楽しむ活動を提供させていただきます。
保護者の方の目で確かめていただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。


副代表 藤江美香
(ふじえ みか)
発達支援教室ビリーブ 副代表
帝京科学大学非常勤講師
騎西特別支援学校非常勤講師
特別支援教育士・認定音楽療法士

国立音楽大学教育音楽科卒、障害児・知的障害者・高齢者の音楽療法を経て、現在に至る。

【主な著書】
・『障がい児の子育てサポート法』(加藤博之・藤江美香、青弓社、2013年5月発刊)
・『音楽療法士になろう!』(加藤博之・藤江美香共著、青弓社、2007年 4月20日発刊)など。

          **************

日々、さまざまな場面を通して子どもたちとかかわる中で、本当に大事なことは何なのかが少しずつ分かってきたように思います。
子どもの持つ可能性は、計り知れません。私たち大人はその可能性を信じ、子どもたちが自分を発揮しやすいよう、環境作りをしていくことが大切です。
そして、目先の「できる」「できない」という評価(成果)だけに捉われず、今後どのようにつなげていくのか、という視点が大事なのだと感じています。
ビリーブにはたくさんの子ども(と保護者の方)が、通ってきてくれています。みんな、本当に、一生懸命頑張っています。
その姿を見ると、私たちにもまだまだできることがあるはずだ、と考えさせられます。 何年経っても何歳になっても、頭をフル回転させ、私は子どもたちと同じ目線で、同じように楽しんでいきたいと思っています。
皆さん、どうぞよろしくお願いします。


茂木 秀昭
(もてぎ ひであき)
ビリーブの朝は、教室の掃除から始まります。"今日来るのは…"と、子どもたちの顔を思い浮かべながら、床を拭き、セッションで歌う曲を口ずさみながら、階段を掃く。これから始まる素敵な一日を思い描き、ワクワクするこの時間は、僕にとって大切で大好きな時間です。子どもたちにとっても、ビリーブが、ワクワクする魅力的な場所であり続けるよう、日々努力していきたいです。

日々努力といえば…、゛東京マラソンに出場するから゛と、勢いで始めたマラソンでしたが、なんとか地道にジョギングを続けています。子どもの頃は、走ることが大の苦手でしたが、今では、良い気分転換に♪元気いっぱいの子どもたちに負けないような体力づくり、そして、メタボに気をつけつつ、今日も走ってきます。

※その他専門スタッフが数名、お子さまのセッションを担当します。

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ビリーブの目指すこと


日本経済新聞 (平成17年3月30日)より



 

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