ビリーブ～発達に心配のあるお子さまのための教室～

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ビリーブに通っているお子さんの授業中の様子、授業の中でつくった発想豊かな作品、
また保護者の方からいただいた嬉しいメッセージをご紹介します。

ビリーブに１０年間通室し、今春卒業した２名の保護者の方からのメッセージです。

＜Ｔくんの保護者から＞

ビリーブ卒業にあたって・・・
　小学校３年生の時にビリーブ（当時はトマト）の事を知り、特別支援学校高等部卒業まで通室させていただきました。
　子どもの特性と成長に合わせて、専門的な目線で地道なご指導と、工夫されたプログラムを組んでいただいていたので、子どもも生活の一部となり、毎回、楽しみに通うことができました。
　３月でビリーブを卒業して、４月から社会に出ます。がんばっている子どもの姿をこれからも見守ってくださいね！
　ビリーブの先生方には、長い間、子どもと関わっていただき、ありがとうございました。同じグループのお友だちと保護者の皆さん、ありがとうございました。
　そして、これからもよろしくお願いいたします。

＜Ｏくんの保護者から＞

　何で？どうして？と何度思ったことでしょう。必死で公園に行き、必死で散歩をし、必死で電車に乗り、バスに乗り、ちっとも楽しくありません。
　どうしていいかわからないまま、病院やら、セミナーやら、相談やら行く中で、とまと（ビリーブの前身）、そしてビリーブに縁がありました。
　ビリーブの皆さま、５年生からお世話になり、２１歳になりました。
　私たちの気付かない息子をたくさん見せていただいて、気の済むまでおいていただいて、本当にありがとうございました。
　親以外に理解しようと寄り添ってくれるビリーブは、子どもにとっても、私たちにとってもありがたかったです。
　今もこだわりに振り回される毎日で、どんより、どんより、時々　晴れ　くらいですが、体力をつけて、私たちも子どもも、晴れ　が増えますように・・・
　大切なのはいいご縁と体力かな？　ビリーブ、ありがとう！

次は、今春、都内の私立中学校（大学附属）に入学したお子さんの保護者からのメッセージです。

＜Ｓくんの保護者から＞

　うちの子は五歳の時に発達障害と診断され療育を開始しました。ところが1年生の時に埼玉に引っ越してきたら、療育施設が見当たらず、2年ほど特にケアされないまま過ごしてしまいました。その頃の息子は人の話を聞かず一方的に話していました。絵が苦手で人を描くと棒人間を書いたりしていました。作文などは全く書けず何日もかかっていました。
　人づてにビリーブがあることを知り、小3の1月より小学校卒業までお世話になりました。初回からとても楽しくすごせましたし、行くのを嫌がったことはなかったです。まずは人の話が聞けるようになりました。そして人の話を聞いてから自分の意見が言えるようになりました。絵が上手なお友達の影響もあり絵も描けるようになりました。一番は文章が書けるようになったことです。
　また子供のケアだけでなく、私たち親の相談にものっていただき本当に感謝しています。「卒業した後も何かあったら相談してください」という先生方のお言葉をとても心強く思っています。ありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いいたします。（笑）

今春、中学校に入学したお子さんの保護者からのメッセージです。

＜Ｍくんの保護者から＞

　ビリーブには約8年半お世話になりました。4月からは中学校に元気に通っています。
ふりかえってみると子どもの幼稚園入園前後の時期は私自身が子育てに疲れきっていました。激しく泣くので人が大勢集まる建物の中や公園などには入ることができず、道順、物の位置、出かけるタイミングなど様々なこだわりがあり、頻繁にパニックを起こすのでどうしたらよいのか分からず途方にくれていました。
そんな時にビリーブを知り入会させていただきました。新しい場所に慣れるのに時間のかかる子でしたがいつの間にかビリーブで笑顔で過ごす時間が増えました。先生方がいつも温かく迎えてくださり、子どもが安心して活動できる場所ができたことが何よりうれしかったのを今でも覚えています。
　人の集まる場所にいることすらできなかった子でしたが、集団で過ごすための土台をビリーブで学ばせていただいたと思います。詰め込むのではなく、遊びやゲームで楽しみながら約束ごとや人との関わりを学ぶことができました。一人一人に合わせたプリントもあり、子どもの負担にならず、ゆっくりと成長を促すような内容だったと思います。
　いろいろあった問題行動もその渦中にあるうちは必死で言い聞かせたり、具体的な対応を相談しながらやってはみましたが、過ぎ去ってみれば子どもの成長に伴っていつの間にか気にならなくなっていました。本当にゆっくりと一歩ずつ成長してきた感じです。
　今、全く特性がなくなったわけではありませんが普通学級で過ごせるまでに成長したのが不思議なほどです。これもビリーブの先生方の熱心で愛情のこもったご指導のお陰です。本当にありがとうございました。

★授業のようす★
『すごろくでドキドキ！』

★コメント★
グループ活動で行っている「すごろく」です。
すごろくは、サイコロの目を読む、１マスずつ数えながら進める、途中のコメントを読んで内容を理解する、ソーシャルスキルを身につける、など様々な学習の要素を含んでいるとてもよい活動です。
市販のものはマスが小さかったり、内容が複雑なものが多いため、ビリーブではオリジナルのすごろくを使用しています。
子どもたちに合わせて、短くシンプルに進めるものから、途中にコメントが入った長いものまで、数種類あります。

★授業のようす★
『指の体操！』

★コメント★
授業の導入部分で行っているウォーミングアップの活動です。
シンプルに両手の指を１本ずつ折っていく動きや、右手と左手が違う動きなど、難易度順に数種類行います。
簡単な活動のように見えますが、動作模倣、両手の協応、目と手の協応、身体への意識、視覚認知など、様ざまな力を要します。
また、この活動を行ってから授業に入ると、集中力が高まりやすくなります。

★授業のようす★
『歌のリクエスト大会！』

★コメント★
ジュニアグループで行っている活動です。
予め示された数曲の中から、一人ずつ紙に‘自分の歌いたい歌’と‘理由’を書いて投票します。
開票中は、「あー！また○○に入った～！！」と歓声が上がったり、友だちの理由を聞いて「なるほど～」と納得したり、とても盛り上がります。（写真上）
最後に、一番票が多かった曲をみんなで歌います。（写真下）

★作品名★
『海の中のパレード』

★コメント★
とってもイメージ豊かなＮくん。
海の生き物を、とても生き生きと、はっきりした色使いで描いて
くれました。
周りには、大好き歌「となりのトトロ」の文字も描かれています。
（このぬり絵は、ビリーブのオリジナルです）

★授業のようす★
『あ！ここだ～』

★コメント★
毎回の授業を楽しみにしてくれている、５歳のＵちゃん。
形合わせのパズルに、取組み中。
「あれ？これはどこかな？・・・あっ！ここだ～（笑顔）」と、
楽しみながら行っています。

★作品名★
『キラキラ光る花束』

★コメント★
ビリーブの授業で行った「貼り絵」を気に入り、
家でもたくさん作っているＴくん。
最近では、作品展に応募し、大きな賞を取る腕前になりました。
今日は、小学校卒業を記念して、花束を作成しました。
大好きな金色と銀色をメインに、カラフルで立体的な貼り絵ができあがりました。

★作品名★
『‘ゆ’がお顔になっちゃった！』

★コメント★
いつも楽しい絵を描いてくれるＹちゃん。
今日の作品は、自分の名前の一文字を使って、
「‘ゆ’がお顔になっちゃった！」
という絵を描いてくれました。（写真上）
この発想力の豊かさは、私たちも毎回びっくりです。

また、おうちで金魚を飼っているＹちゃんは、
とても素敵な金魚の絵も描いてくれました。（写真下）
躍動感があって、勢いよく泳いでいる様子が伝わってきますね。

ビリーブでは、たくさんのお子さんと保護者の方の笑顔があふれています。
今後も随時ご紹介させていただきますね。


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