発達支援教室 ビリーブ 発達に心配のあるお子さまに対し、専門的な発達支援を行う教室です(大宮駅から電車で約20分)

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 ビリーブとは


 1.ビリーブについて

 

 よく「ビリーブは学習塾ですか?」と聞かれます。難しい質問ですが、強いて言えば、「子どもの全体発達の促進のために、やんわりとアプローチしていく」という感じでしょうか。以下に、ビリーブで行っている療育の意味についてお答えしたいと思います。

まずは、子どもをきちんとアセスメントし、その子に合った課題を考える、ということです。子どもの実態が把握できれば、その子に何をすればよいかが見えてきます。子どもは「合ったこと」をすれば必ず伸びます。一生懸命何かをさせても、なかなか伸びないとすれば、それはやっていることが「合っていない」からです。

例えば、小学校の宿題は、どの子も一律に同じ課題が出されるため、明らかに「合っていない」子が出てきてしまいます。そのとき、その子の力とほぼ同じか、ほんの少し難しいレベルの課題が有効になる…それを見極めるのが私たちビリーブの仕事です。




次に大切なことは、その子の課題を十分に把握し、学校や園の生活において、大きな問題が起きないよう「予防をする」ということです。療育を行うと、子どもがどんどん伸びていくと思われがちですが、人はそんなに簡単に変わるものではありません。それよりも、何もしなければ多くのものを失う可能性がある、発達に課題を持つ子どもにとって、丁寧な療育を行うことこそが問題の予防につながっていくのです。それは、友だち関係、活動に向かう姿勢、情緒のコントロール、他者視点、学力等々…。

そういう力が育って、学校生活で不適応を起こさないために、少しずつ種を撒いていくのです。大きな問題が起きなければ、子どもたちは何とかその場で過ごし、いろいろな力を得ることができるのです。

さらに大事なことは、子どもたちが日々過ごす学校や園において、いくらかの配慮があれば、随分と過ごしやすくなるということです。もし、何の配慮もなければ、不適応が徐々に増え、やがて大きな問題に発展する可能性もあるでしょう。先生方は日々いろいろな配慮をしてくれています。しかし、それでもまだ足りない部分があるときは、子どもの特性やサポートについて、電話等でお伝えをさせていただいています。

現在、ほとんどの学校・園関係者と定期的に連絡を取っており、どの先生方も本当に真摯に私たちの話を聞いてくださいます。校長先生自ら話を聞く学校もあります。そのようなやりとりが、子どもたちの集団生活の過ごし方に大きなプラスになっていると考えています。

他にも、子どもたちが好きなことを存分に行い、日頃頑張り過ぎて生じた緊張やストレスを発散するという役割があります。学校ではほとんどしゃべらない子が、ビリーブでは大はしゃぎするという様子が多々見られるのです。現在は大学生や社会人も通室しており、ビリーブでサポートを受けながら、それぞれの場で過ごしています。悩みを話したり、他者といろいろ語り合ったりしながら、通っている場でいきいきと過ごす土台と英気を養っているのです。



さらに、保護者の方へのサポートについて触れなければなりません。前述の通り、療育では子どもに直接アプローチを行い、子どもを取り巻く環境(学校や園)にも働きかけるなど、多くのメリットが考えられます。その上で、毎日一緒に過ごす家庭へのサポートも必要となってきます。保護者の方はどうしても子育てにおいて心配を抱え、ややもすると子どもに対し一生懸命になってしまいます。肩に力が入り過ぎてしまうのです。どんなよいことでも、力んで行うと結果は期待できません。一生懸命子育てするのではなく、リラックスして行うことがもっとも効果的です。

そして、一生懸命やることで、子どもに二次障害が生じやすくなることも事実です。二次障害とは、不安傾向、無気力、登校渋り、家庭内暴力など、特に思春期以降増えるものです。一生懸命やって期待している部分(落ち着き、学習など)が多少向上しても、その分二次障害につながってしまっては元も子もありません。だからこそ、保護者の方に対し、子どもとのかかわり方はもちろんのこと、いかに保護者自身が肩の力を抜くか、ということを機会を見つけてはお話しさせていただきたいのです。それが、二次障害の予防につながってきます。保護者に安心感を持って子育てに臨んでいただくこと。それも療育の大事な役割と言えるでしょう。




 

 2.子どもの特性について

 

 皆さんは、何らかの特性を持つ子どもに対し、どのような行動を取っていますか?いろいろだと思いますが、中にはそのまま様子を見守るという人もいるでしょう。しかし、多くの場合、「何とかしよう」と躍起になって、ひたすら勉強をさせたり、生活態度を細々と注意したり、せっせと習い事をさせたりしてしまうのではないでしょうか。

もちろん、何とかしようとすることは、間違っているとは思いません。子どもの将来を考えれば、何もせずに平静でいる方が、よほど難しいことなのでしょう。

とは言え、子どもが持っている『特性』は、そんなに簡単に変わるものではないということも明白な事実です。例えば、自閉スペクトラム症の子どもには、冗談がわからず、ことば通り受け取ってしまい、トラブルになる…。興味の範囲が狭く、常に自分の関心事を最優先させる(他の人たちの話に驚くほど興味を示さない)…。相手の気持ちがわからず、小説やドラマに全く興味を示さない、などの特性がよく見られます。

だからと言って、彼らに冗談の意味を必死で教えたり、小説やドラマを一生懸命見させても、それらに興味を持ったり、理解しようとする様子はほとんど見られません。

また、ADHDの子どもには、全然じっとしておらず、しょっちゅう大声を出したり走り回ったりする…。そそっかしくて、うっかりミスばかりする…。一方的に話しかけて会話にならない、ゲームで負けるとかんしゃくを起こす、などの特性が見られます。そんな彼らに対し、「ちゃんと座ってなさい」「テストはしっかり見直しなさい」「人の話はちゃんと聞きなさい」「もうおにいちゃんなんだから、そんなことで怒らないで」などと口うるさく言い続けても、さほど様子は変わらないことでしょう。





つまり、『特性』がある子どもにとって、それはとても揺るぎないものであって、周囲がいくら改善しようとしても、微動だにしないということは多くの人が経験することなのです。と言うよりも、むしろ、何とかしようとする周囲の焦りや指示的な態度こそが、逆に子どもを頑なにさせてしまっているのかも知れません。一生懸命やり過ぎた結果、もともと持っている特性は、和らぐどころか逆により強まってしまうということさえ見られるのです。

ではどうすればよいか。それは、大人の「ここは、もうちょっとこうした方がよいのでは…」という発想を改め、「その部分はあってもよい」と、まずは子どもの特性にどっぷりと寄り添うところからスタートします。その子の世界を認め、その子の世界に入っていくのです。例えば、興味の範囲が狭い子であれば、その子が持っている数少ない興味を知り、大人自身もそれに興味を持ち、とことんつき合ってあげます。

子どもが幼ければ、多くの人がそのようなことをやっているのではないでしょうか。公園でボールを築山の斜面に蹴り、転がってくるのを喜ぶ子ども(5歳くらい)に対し、何度でも同じようにボールを蹴っているお父さんがいます。しつこいくらい、同じことを繰り返し、親子で大笑いしているのです。子どもにつき合うというのは、そういうことでよいのだと思います。

私たちは、つい子どもに「力をつけさせよう」としてしまいがちです。『特性』があれば、なおさらそういう気持ちになることでしょう。しかし、大人がこうなって欲しいと思うより、子どもがこうやりたいということにつき合うことの方が、実は子どもはよく育っていきます。不思議なことに、つき合ってもらった経験が多い子どもほど、だんだんと、大人の「こうなって欲しい」像に近づいていくのです。

結局、子どもの成長過程には、心の底から信じられる「相手」がいることが必要なのでしょう。相手を信じられれば、やがて子どもは期待に応えようとするし、困ったときに大人に相談できるようにもなってきます。一見遠回りに見える、子どもの世界につき合うという方法を、是非実践してみてはいかがでしょうか。

 
 3.学習について考える

 子どもの成績がよくないと、本人も保護者も大いに気になるところです。特に中学生になると「高校受験」があるため、より心配が募ってしまいます。周りの大人もつい口うるさくなってしまいます。一生懸命勉強させることの背景には、努力すれば成績が上がるという大人自身の経験があるのかも知れません。本当にその方法でよいのでしょうか。

成績が上がらないのには、いろいろな理由が考えられます。例えば、もう何年も前からわからないことが増え、そのままの状態が続いているということです。これは、学習の基礎(土台)が築かれていないということになります。特に、その様子が顕著に表れるのが算数・数学です。たし算が苦手で、いつも指を使ってしまう子は、3+2はわかっても、5+7がわかりません。指が足りないのです。

たし算を勉強するためには、その土台として「10の合成、分解」が自由にできるようになる必要があります。10を1つのまとまりとして理解する力を育てます。すなわち、「7+4」では、指を使ったり、数え足し(7、8、9・・・)をしたりせず、4を3と1に分解し、(7+3)+1=10+1=11という考えを繰り返し練習します。そうすれば、その後のたし算、ひき算、かけ算をマスターできるでしょう。

また、小学校の算数をきちんと理解していないと、中学校の数学(方程式など)もつまずいてしまいます。そういう例は他にもたくさんあります。富士山が高いのは、しっかりとした土台(裾野)があるからで、どの教科もそれと同じことが言えます。





他にも、記憶力に課題があることが挙げられます。基本的に高校生くらいまでの学習は、記憶力でまかなえる部分が多いと考えられます。漢字や英単語、数学の公式、化学記号など、覚えることができれば、ある程度点数を取ることが可能です。人は知っていること、馴染みのあることなら、前向きに問題解決を行うことができるのです。しかし、記憶が弱いとそうはいきません。特に興味がないことは、何度覚えようとしてもなかなか身につかないのが現実です。

しかし、記憶力自体はもともと持っているものであり、高めようとしてもなかなかうまくいきません。だからこそ、闇雲に覚えようとするよりは、内容に興味が持てるような工夫を行っていくことが大切です。それでは、どうすればよいか…。まずは、その子の興味に寄り添うところからスタートします。例えば、電車が好きな子がいれば、時刻表を読んだり(算数)、路線図を見たり(地理=社会)していきます。そうやって、興味の範囲を徐々に広げていくわけです。





あとは、学習に対して苦手意識を持たないことが大事です。もしかしたら、このことが1番大切なのかも知れません。子ども(特に発達障害の子)は苦手なことをコツコツと努力することが難しいと言われています。

あるフランス語の先生のエピソードを紹介しましょう。その先生は、英語が苦手な高校生に対し、試しにフランス語を教えてみたそうです。高校生は、英語は苦手でも、フランス語は初めてであり、苦手意識がなかったため、上手に楽しく教えたところ、ぐんぐんとフランス語が身についていったそうです。そして、大学受験もフランス語を使い受験し、見事難関大学に合格したとのこと。

しかし、実は英語もフランス語も、文法的にはよく似た言語であり、本来なら英語が苦手であれば、フランス語も苦手なはずです。しかし、高校生は難なくフランス語が得意になりました。それは、英語のときとは違い、先入観なしにフランス語を勉強できたからと考えられます。つまり、苦手意識を持たなければ、人はより多くのことをスムーズに獲得できるということです。

いかがでしょうか。他にもいろいろ要因はあると思います。例えば、先生との信頼関係ができているか、家庭が心地よい場になっているか、などが挙げられます。はっきりと言えることは、周りの大人が焦らず、必死にならず、子どもの小さな成功を我がことのように喜び、遊びや手伝いなど勉強以外のことも重視できる…。そのことが、実は学習面にもつながっていくと考えられるのです。





 




ビリーブの目指すこと


  商号 株式会社 ビリーブ
  創業 平成19年4月開校
  事業内容

・発達障害のある子どもへの個別及び小集団による教育サービス
・発達障害のある子どもへの音楽教室(リトミック、ピアノレッスン、音楽療法)
・発達障害のある子どもの保護者への発達相談
・教育機関、各種研究会などへのセミナー講師派遣

  代表者 加藤 博之(かとうひろゆき)
  住所

 
〒362-0813
埼玉県北足立郡伊奈町学園二丁目73番地
(詳しい地図はこちら

【交通】
JR大宮駅から埼玉新都市交通ニューシャトル約22分 
羽貫駅下車  徒歩3分
(1F「中華そば くりの木 いな」さん)

※改札を出てすぐに右手に進んでください。「伊奈学園」の通学路に沿っていらっしゃるとわかりやすいです。エンジ色のとがった屋根の2階屋が教室です。

駐車場あり

詳しくは下記【連絡先】までお問合せください
  連絡先 TEL:048-674-6610   FAX:048-674-6610
  指導者 正社員3名 (他、非常勤 2名)
  定休日 月曜・金曜・日曜・祝日
  営業時間 9:00〜19:00
  設備 指導用教室3室(大教室1室、小教室2室)、教材・教具、発達検査器具、知能検査器具、各種楽器、道具、おもちゃ

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ビリーブの目指すこと






ビリーブの目指すこと

 

代表 加藤博之
(かとう ひろゆき)

発達支援教室ビリーブ代表
文教大学講師
立正大学講師
学校心理士・認定音楽療法士
ガイダンスカウンセラー

筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了、埼玉県内の小学校・特別支援学校の教諭として勤務。
その後、音楽大学の教員を4年間勤め、現在に至る。
いろいろなタイプの子ども(数百人)とかかわる豊富な臨床経験を持つ。
その他、保護者や教員などへのコンサルテーション、各地での講演、執筆活動を行っている(著書多数)。


【主な著書】
・ 『「がんばりすぎない!発達障害の子ども支援」』(加藤博之、青弓社、2023年)
・ 『こんなときどうする?発達が気になる子への指導・支援Q&A100』(加藤博之、明治図書、2020年)
・ 『障がい児の子育てサポート法』(加藤博之・藤江美香、青弓社、2013年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク8 ソーシャルスキル「イメージ力」アップ編』(加藤博之、明治図書、2019年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク7 算数「生活に役立つ力」の実力アップ編』(加藤博之、明治図書、2018年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク6 国語「書く力、伝える力」の実力アップ編』(加藤博之、明治図書、2017年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク5 ソーシャルスキル「柔軟性」アップ編』(加藤博之、明治図書、2015年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク4算数「操作して,解く力」の基礎力アップ編』(加藤博之、明治図書、2014年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク3 国語「書く力、考える力の基礎力アップ編」』(加藤博之、明治図書、2013年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク2 「かずへの準備・チャレンジ編」』(加藤博之、明治図書、2012年)
・ 『<特別支援教育>学びと育ちのサポートワーク1 「文字への準備・チャレンジ編」』(加藤博之、明治図書、2011年)
・ 『発達の遅れと育ちサポートプログラム −子どもの世界が広がる遊び63−』(加藤博之、明治図書、2009年)
・ 『子どもの世界をよみとく音楽療法−特別支援教育の発達的視点を踏まえて−』(加藤博之、明治図書 2007年)
・ 『音楽療法士になろう!』(加藤博之・藤江美香、青弓社、2007年)
・ 『子どもの豊かな世界と音楽療法 −障害児の遊び&コミュニケーション−』(加藤博之、明治図書、2005年)
・ 『音楽の授業における楽しさの仕組み 学校音楽教育実践シリーズ4』(共著、音楽之友社、2003年 )
・ 『障害児の音楽表現を育てる 学校音楽教育実践シリーズ3』(共著、音楽之友社、2002年 ) 
・『知的障害養護学校・特殊学級 改訂指導要録記入の実際と文例集』(分担執筆、明治図書、2002年)
・『改訂学習指導要領で知的障害者への教育はどう変わるか 特殊学級編』(共著、明治図書、2002年)
など多数。

【主な論文】
・『音楽遊びでやりとりする力を育む指導』
(2024年、特別支援教育の実践情報(No.222),明治図書)
・『子どもの特性配慮スキル』
(2021年、特別支援教育の実践情報(No.200),明治図書)
・『ドラムを叩こう 〜発達段階に応じた遊び方について〜 』
(2010年、特別支援教育の実践情報(No.133),明治図書)
・『子ども−その豊かな表現力について』
(2004年、theミュージックセラピーVol.3,音楽之友社)
・『知的障害養護学校の自立活動部の役割−全校的視野に立った多様な指導展開を目指して−』
(2002年、特別支援教育、No.7 MEXT67、文部科学省初等中等教育局特別支援教育課編集、東洋館出版社)
・『個別指導の成果を生かす自立活動』
(2002年、障害児の授業研究・秋号、明治図書、NO.87)
・『学校生活のスタートを主体的に送るために−子どもへのかかわり方・環境に配慮して』
(2001年、実践障害児教育、336、学習研究社)
・『手遊び歌が発達障害児のコミュニケーション活動に果たす役割−模倣と同期の発達の関連性を通して−』
(2001年、筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修士論文)
・『個性と音楽活動の調和』
(2000年、実践障害児教育、325、学習研究社)
・『特殊学級における多動児の対人意識を高める試み− 小集団音楽活動における身体への働きかけを中心に−』
(2000年、特殊教育学研究、37(5))
・『特殊学級における多動児の集団適応に関する研究−音楽を活用した身体への働きかけを通して−』
(1998年、日本特殊教育学会第36回大会発表論文集、192-193 )
・『多動児の集団適応に関する事例研究−触覚・動作を伴う聴覚的やりとりを生かして−』
(1998年、発達臨床研究 第16巻)
・『子どもの発達にイメージはどう関係するのか』
(1997年、学校音楽教育研究 第1巻)
・『「ニコニコ通信」を主軸にした校内交流の展開』
(1996年、発達の遅れと教育 7月号、日本文化科学社)
・『見ることを大切にした音楽活動の指導−ダウン症A君の1年間の変容から』
(1995年、発達の遅れと教育 2月号、日本文化科学社)
・『発達障害児の音・音楽を生かした療法的アプローチ』
(1993年、発達臨床研究 第11巻)

          **************

子どもたちは、どの子も大きな可能性を秘めています。それは、ハンディのあるなしに関係ありません。
早期に適切な療育や教育を受けることで、子どもは確実に成長を遂げることが可能になってきます。私はそのようなお子さんに数多く出会ってきました。
ビリーブでは、子どもとセラピストの温かい関係性の中で、まずはやりとりをすることの楽しさを学んでいきます。それが結果的に子どもたちの『コミュニケーションの力』の育ちにつながってくるわけです。
勉強ができることは大切です。
運動ができることも大切です。
しかし、一番大切なことは、みんなとうまくつき合いながら、自分らしさを発揮していくこと。
その力が身につけば、学生時代も、大人になっても大抵のことは乗り越えていくことができるでしょう。
ビリーブは、発足して5年目を迎えます。少数精鋭のスタッフは、専門性と人間性を日々磨くことに努めています。
お陰さまで、現在たくさんのお子さんに来ていただいています。 入会には多少お待ちいただくこともあるかと思いますが、是非一度ビリーブの体験をしてみてください。 お子さんが、いきいきと楽しむ活動を提供させていただきます。
保護者の方の目で確かめていただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。


副代表 藤江美香
(ふじえ みか)
発達支援教室ビリーブ 副代表
帝京科学大学非常勤講師
騎西特別支援学校非常勤講師
特別支援教育士・認定音楽療法士

国立音楽大学教育音楽科卒、障害児・知的障害者・高齢者の音楽療法を経て、現在に至る。

【主な著書】
・『障がい児の子育てサポート法』(加藤博之・藤江美香、青弓社、2013年5月発刊)
・『音楽療法士になろう!』(加藤博之・藤江美香共著、青弓社、2007年 4月20日発刊)など。

          **************

日々、さまざまな場面を通して子どもたちとかかわる中で、本当に大事なことは何なのかが少しずつ分かってきたように思います。
子どもの持つ可能性は、計り知れません。私たち大人はその可能性を信じ、子どもたちが自分を発揮しやすいよう、環境作りをしていくことが大切です。
そして、目先の「できる」「できない」という評価(成果)だけに捉われず、今後どのようにつなげていくのか、という視点が大事なのだと感じています。
ビリーブにはたくさんの子ども(と保護者の方)が、通ってきてくれています。みんな、本当に、一生懸命頑張っています。
その姿を見ると、私たちにもまだまだできることがあるはずだ、と考えさせられます。 何年経っても何歳になっても、頭をフル回転させ、私は子どもたちと同じ目線で、同じように楽しんでいきたいと思っています。
皆さん、どうぞよろしくお願いします。


茂木 秀昭
(もてぎ ひであき)
ビリーブの朝は、教室の掃除から始まります。"今日来るのは…"と、子どもたちの顔を思い浮かべながら、床を拭き、セッションで歌う曲を口ずさみながら、階段を掃く。これから始まる素敵な一日を思い描き、ワクワクするこの時間は、僕にとって大切で大好きな時間です。子どもたちにとっても、ビリーブが、ワクワクする魅力的な場所であり続けるよう、日々努力していきたいです。

日々努力といえば…、゛東京マラソンに出場するから゛と、勢いで始めたマラソンでしたが、なんとか地道にジョギングを続けています。子どもの頃は、走ることが大の苦手でしたが、今では、良い気分転換に♪元気いっぱいの子どもたちに負けないような体力づくり、そして、メタボに気をつけつつ、今日も走ってきます。

※その他専門スタッフが数名、お子さまのセッションを担当します。

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ビリーブの目指すこと


日本経済新聞 (平成17年3月30日)より



 

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